【競馬予想】本命は今回がダート2戦目になるあのアイドルホースです【フェブラリーS】
こんちわ~す、館山速人でーす。
アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
このブログでは今年最初のJRAG1、フェブラリーステークスを予想していきます。
速人さんにとって「思い出のフェブラリーステークス」はどのレースでしょうか?
2010年、エスポワールシチーが勝ったレースだね。
エスポワールシチーは、無理にギアを上げることなく先行出来るスピードと、ハイペースで行ってもバテない耐久力、両方を兼ね備えた理想的なダート馬だった。
2010年のフェブラリーステークスはそれを見せつける競馬。
促して先手を取る馬も多い中で、エスポワールシチーはほぼ持ったままで先行。
直線に入るとさらに加速して後続を突き放す圧勝劇でかしわ記念⇒マイルチャンピオンシップ南部杯⇒JCダートに続いてのG1・4連勝を飾った。
「歴代の日本馬でダート最強馬はどの馬」という競馬ファンにはありがちな問いかけがあるとしたら、俺っちは、少なくともフェブラリーステークスと同じ東京ダート1600mであれば、「エスポワールシチー」と迷わず答える。それくらい個人的には強さを感じさせるダート馬だった。
この年の秋、エスポワールシチーはダートの本場アメリカのブリーダーズカップに挑戦するんだけど、俺っちは本気で「通用する」と思ってたくらいだからね。
今年のフェブラリーステークスにはアメリカのブリーダーズカップに挑戦させてみたい馬はいますか?
うーん。今年は正直そこまでの馬はいないかなぁ~。
その分混戦で馬券的には面白いレースだと思うよ。
なるほどぉ。では早速予想に入っていきましょう。
過去5年勝ち時計&ラップタイム
傾向①ラップ⇒ダートにしては上がりの速い加速力ラップ。チャンピオンズカップとは決定的に違うラップ構成。
フェブラリーステークスのラップの特徴は、前半速い⇒中盤少しずつ緩んでいく⇒残り800~600mで再加速と言う、比較的加速力を必要とするラップ構成です。
また、ダートとしては上がりの速いレースも多く最高速を問われるレースも多いです。
このラップ構成は年末に行われるチャンピオンズカップとは大きく異なっています。
ご覧のようにチャンピオンズカップは残り1400mからジワジワとペースが上がる持続力ラップです。最高速が必要とされると言う点は一致する部分もありますが、ペースもそれほど速くならず、フェブラリーステークスとは別の資質が問われると言えるでしょう。
なので、この2レースを両方制覇した馬ってやっぱりとんでもない馬なんだと思います。
と言う事で個人的には、ゆったりした前半からジワジワペースを上げていく競馬が多い1800mで実績を積んできた馬よりも、ハイペースで直線再加速するようなレースで好走してきた馬を上位に獲りたいところです。
傾向②血統⇒ゴールドアリュール産駒が好調
過去10年のフェブラリーSの3着以内に入った馬の血統を見ると、ゴールドアリュール産駒が【3/4/1/12】と圧倒的な好成績。回収率はコパノリッキーが最低人気で勝ったレースで含まれるためバグった数字が出てきますが、それを抜きにしても勝率、連対率、複勝率の数字は優秀で十分に買いの種牡馬と言えるでしょう。
傾向③年齢⇒過去10年の勝ち馬は全て4歳~6歳。高齢の馬はやや割り引き
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬の年齢を見ると、10頭すべてが4歳~6歳馬。
先述の通り、フェブラリーステークスは最高速を問われることが多いです。これは個人的な見解なのですが、年齢とともに衰えやすい能力はスピード、それも直線に入った時のトップスピード、最高速だと考えています。加齢によるスピードの衰えにより、直線で遅れを取ることが原因なのではないでしょうか。
傾向④馬体重⇒480キロ未満の馬はやや割り引き
フェブラリーステークスはJRAに2つしかないダートのG1。それゆえに、パワー自慢の猛者が集まりやすい重賞です。その為、パワーを繰り出せるだけの馬体重は好走のために欲しい条件のひとつと言えそうです。
過去10年のフェブラリーステークスで馬券圏内に入った馬ん馬体重を見ると、30頭中27頭が480キロ以上。480キロに満たなかった馬は【1/2/0/26】と勝率3.4%、複勝率10.3%と低い水準にとどまっています。
馬体重480キロ未満の馬はやや割り引きと考えて良さそうです。
傾向⑤騎手⇒やっぱり頼りになるルメール騎手
過去10年のフェブラリーステークスの騎手別成績を見るとルメール騎手が【2/2/0/2】と連対率66.7%と言う好相性。ここ2年はモズアスコット、カフェファラオと連勝しており、芝だけでなくダートでも「ルメール、ここにあり」を見せつけています。
ルメール騎手騎乗馬は少し評価を上げた方が良いでしょう。
傾向⑥芝実績⇒ここ2年は芝重賞勝ち馬が好走。
「初ダートの馬はフェブラリーステークスでは消し」
一般的にはそう言われていますが、初ダートでなければ、決して芝実績馬が勝負にならないレースではありません。
過去2年は、モズアスコット、エアスピネルと芝重賞勝ち馬が馬券に絡んでいますし、過去にはグルメフロンティア、アグネスデジタルが勝っていますし、古馬になってからはダートのイメージが強いメイショウボーラー、アドマイヤドン、ヴァーミリアンも元々は芝重賞を勝っていた馬です。
上がりの速い決着になりやすいこのレースでは、スピードのある芝実績馬が好走しやすいと言うのは道理にもあいますし、注目に値すると言えるでしょう。
傾向⑦地方馬⇒芝スタートは致命的?
これは傾向とは言えませんが、一昨年俺っちが本命にしたのは地方馬のモジアナフレイバー。その時はスタート直後の芝に脚をとられ、行き脚がつかず、ゲートが開いてすぐにレースが終わってしまったような印象でした。
それを見て「あぁ地方馬にとって『芝スタート』かなりのディスアドバンテージなんだなぁ」と感じました。
これ以来、俺っちは『フェブラリーステークスで地方馬は消し』と言うイメージが定着しました。
個人的には今回も軽視で良いと思います。
初ダートのレースは敗因ハッキリ!人気の盲点になったこの馬が本命だ!
さて、速人さんの本命ですがタイトルから察するに本命は11ソダs………。
2ダイワキャグニーだよ。
ダイワキャグニーがアイドルホース……?
カタカナ表記のレースしか勝たないとか大人気じゃないか!!
それ言ってるのネット界隈だけな気が……。
それにしても思い切りましたね。ダイワキャグニーってかなりの人気薄ですよ。
本命の根拠は何でしょう?
前々走の武蔵野ステークスが「隠れ好内容」のレースだったからだよ。
このレースはテンの2Fが22.8と言うダートの1600m戦としてはかなりのハイラップ。
過去10年のフェブラリーステークスを見ても、テンの2Fが23秒を切ったのは、2015年(22.9)、2017年(22.6)、2018年(22.9)の3年しかない。
中盤は少し緩んだものの、ラスト3Fは 11.9-11.7-12.9 と11秒台のラップを刻み、ラスト1Fはガクっとペースが落ちている。
典型的なハイペースの競馬で、上位には差し馬が名を連ねた。
そんななか、ダイワキャグニーは前半から位置を取りに行く競馬で3番手追走。4コーナー出口で外から先頭に並びかける強気の競馬で直線半ばまで先頭争いを演じていた。
ヒロシゲゴールドやリアンヴェリテと言ったスプリント寄りの逃げ馬が作ったペースの中で初ダートのこの馬がこれだけやれれば大したもの。
今回は先手を取りそうな馬が3インティ、9サンライズホープ、11ソダシと中距離を中心に使われてきた馬たちなので武蔵野ステークスほどのハイペースになることは考えられない。ゆったりしたペースで前目につけられれば、元々芝でも好走実績のある馬だし切れ味で見劣るとは考えられない。
穴で狙うには絶好の馬だと思うよ。
相手はどのあたりになるでしょう?
武蔵野ステークスでダイワキャグニーより1列後ろとは言え、それなりに前で競馬しながら2着に来た16エアスピネルは年齢の衰えを全く感じさせず、今年も通用しそうな雰囲気を纏っている。
去年の覇者6カフェファラオはある程度上がりの速くなるダートで加速力勝負になった時が一番力を出せる条件な気がする。
実はこの条件ってダートではなかなか達成しにくい条件で、去年のフェブラリーステークス以来結果を出せていないけど、今回は久しぶりの適条件。当然争覇圏内に入ってくると思う。
その他、4アルクトス、5レッドジゼル、13ソリストサンダーあたりも気になるね。
点数を増やしてもOKって人は、11ソダシまで押さえておいた方が良いと思う。
印
◎2ダイワキャグニー
〇16エアスピネル
▲6カフェファラオ
△4アルクトス
△5レッドジゼル
△13ソリストサンダー
推奨買い目
単勝:2 500円
複勝:2 800円
馬連(流し):2-5,6,13,16 各100円
ワイド(流し):2-5,6,13,16 各100円
3連複(軸1頭流し):2-4,5,6,13,16 各100円
3連単(1着固定):2⇒5,6,13,16⇒4,5,6,13,16 各100円